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日本原子力研究開発機構 人形峠環境技術センター

我が国の原子力開発の原点・人形峠環境技術センター


センター航空写真

1950年代、エネルギー資源の乏しい我が国では、今後のエネルギーとして原子力発電が期待され、燃料となるウラン*の探索が行われていました。
そのような時代背景のなか、1955年に初めてウランの鉱床が発見されたのが、鏡野町と鳥取県三朝町にまたがる人形峠です。
ウランの発見を契機に人形峠環境技術センターではウランを探す、掘り出す、燃料に加工していく技術の開発を進めてきました。
現在ではこれらの研究開発に使用してきた施設・設備をきれいに安全に片づけていく、廃止措置の技術開発を進めています。

人形峠環境技術センターでは施設の見学ができます。
会議室における事業説明、バスによる構内一巡とともに、1950年代後半に採削したウラン探鉱用の坑道(現存する国内唯一の坑道)をご覧いただけます。
*ウラン:天然の放射性物質で、ごく微量が自然界に広く存在しています。


ウラン濃縮原型プラント

見学坑道内部

紫外線ランプの点灯により坑道壁面が緑色に輝きます

教育棟展示スペースはご予約なくご自由にご覧いただけます

DATA

所 在 地岡山県苫田郡鏡野町上齋原1550
施設見学日【平日】4~11月までの水曜日・金曜日 10:00~11:00・14:00~15:00
【休日】4~11月まで月1回
※事前申し込みが必要です。
駐 車 場一般車40台、バス5台(人形峠駐車場利用)
関連施設アトムサイエンス館、妖精の森ガラス美術館、高清水トレイル
アクセス中国自動車道院庄ICから約40分
公式 HPhttps://www.jaea.go.jp/04/znlngyo/
お問合せTEL:0868-44-2211